3 Jun 2017
しんです。
先日勤め先から住民税の特別徴収税額通知書を渡されました。その結果私が行っている副業の確定申告がきちんとできていることが分かりました。良かったです。通知書来るまで結構落ち着かない日々でしたよ。
目次
一般のサラリーマンは確定申告できちんと対策を取れば、副業しても大丈夫
はい、言いたいことはこれですね。今はなかなか会社の給料も伸びにくいと思います。なぜなら日本企業全体が儲かっていないからですね。もっというと儲からないことばっかりやっているからですが、まぁそれは良いでしょう。
会社のために身を粉にして奉仕するという聖なるサラリーマンの方は、どうぞそのまま頑張ってくださいね。と言う感じなのですが、うつになったり、体を壊してまでしがみつくなんてことワタシにはできません。自分で生き抜く力が欲しいです。そのためには時間とお金が必要です。だから副業をしています。それに自立するほどの力があれば結局は本業への貢献にもなりますしね。
でも副業の稼ぎも目立ってくると、各種税金が上がり、確定申告をする必要が出てきます。そこで会社バレしてしまう方が一定数いらっしゃいます。そこで人生サバイバルな自己責任サラリーマンは少しのリスクを取って、本業と副業をうまく組み合わせていくというわけです。確定申告する際、最初は雑所得で申告すると思いますが、少し工夫をします。
アフィリエイト副業の確定申告は雑所得申請がおすすめな理由をクエスト方式で解説
上の記事でも述べてますが、要は「特別徴収税額通知書の主たる給与以外の合算所得区分欄」の、主たる給与以外の合算所得区分の「雑」の欄に★や*の印が、事業所得であれば「営業等」の欄に同じように印が付くのは、会社バレする確率が飛躍的に上がり非常にマズイということになりますので、副業サラリーマンは支払うべき住民税の納付方法を特別徴収から普通徴収に切り替えるということをします。
確定申告の書類を提出するのが3月頃で、税務署から市役所に市民税・県民税などの税額が通達されるのが4月頃。そして市役所から会社へ住民税の額が書かれた特別徴収税額通知書が送られてくるのが5月~6月頃となります。
サラリーマンなら、いつも毎年会社から紙切れ一枚を渡されるアレです。副業やってなきゃ内容なんかろくに見ないと思います(笑)。でも今回はすぐに内容を確認しました。その結果、「よっしゃ!何事もなかったかのようにいつも通りだ!」
これなら全く問題ありません。今まで通り副業することができます。
サラリーマンのサイドビジネスまとめ
今の日本は景気悪いですが、ネットのおかげでどんな会社でも副業をすることができるようになりました。だから小さくてもいいから自分の力で何か事業をやりたいという人にとっては良い時代なのかも知れませんね。
本業と副業をやっていると力が分散してしまうと思われるかも知れませんが、そもそも星の数ほどある会社という1組織に頼りまくって自分の持っているリソースを一極集中させるというのはとてもリスクの高い行為です。それだったら収入源を複数持っていたほうが、経済基盤としても強いですから自分には制御不能な外的要因からくる環境変化に耐えられます。営業職の方や職人の方なら、その技術と経験を生かして今から自分で商売を小さく始めると良いと思います。
確かに副業で大きく稼いでいることが会社にバレてしまい、クビになるリスクもありますが、終身雇用の崩壊した今、会社が無くなって一夜にして収入源無しになってしまうサラリーマンのリスクを考えたら屁みたいなもんです。そうだと思いませんか。※だからといって本業を疎かにしてはダメですけどね。やることはきちんとやり、その上で時間を捻出する努力は欠かせないことです。
そうそう、生き物の長い進化の中で生き残ってきた種族の特徴は、戦いの強さでも頭の良さでも無ければ、ましてやエサの多さでもありません。それは「環境の変化に耐えられる」という武器を持っていたことです。
今からおよそ6500万年前、隕石衝突による灼熱地獄→氷河期という前代未聞な環境変化によって、それまで地上を制覇してきた大きな恐竜達はもちろん、地球上のほとんどの生き物が死滅しました。そんな中、私達哺乳類の先祖である「プロトゥンギュレイタム・ダネー」という小さな小さなネズミが氷河期と飢餓の中を生き抜き、今の繁栄を遂げたといわれています。
これからも私達の身の回りの生活はどんどん変わっていくと思います。税金や物価は上がり、賃金はますます伸び悩み生活は苦しくなるでしょう。それにいつまでも日本が平和なままとも限りません。つい70年ほど前には諸外国と戦っていたのですから。
過去に起きた歴史の中で、私達庶民が抵抗こそせよその時々の大きな時流を変えられたという記録は殆どありません。流されるままだったと思います。特に日本は火山列島の災害国家ですから、回避不能な大規模自然災害も突発的に起きています。だからこそ、その変化に適応できるように生きていくことが大切なんじゃないかなと思います。
変化を受け入れられない生き物は、いつかは滅んでしまうのです。
私達が今持っている全てのモノ・コトも、有事のときには全て失ってしまうかも知れません。いざって時、会社はもちろんあなたを助けてはくれませんよ?個人は弱い存在です。ネット上に作り出した資産は無形価値なので比較的まだ強いほうかも知れませんが、それでも絶対ではありません。最悪0からやり直す心構えで日々生きていくのが、結局はフットワークの軽さになるのかなと思います。
だから、普遍的なものには躊躇なく投資する。それ以外はシビアにカットする。そんなに簡単にできたら苦労しないよなと思う優柔不断な自分に嫌気がさす今日このごろです(笑)。
追記 住民税は所得税よりも高い!?
副業の分の住民税を納付するための納税通知書が、地方自治体から直接自宅に送られてきました。※勤め先の分は会社の方で特別徴収による給料天引きで支払い済みです。
これでサラリーマンの副業会社バレ税金対策は一応完結したぜ・・・ふっふっふ・・・とほくそ笑みながら納税通知書の額面を見てみると・・・
くっそたけぇよ!!なんだよこれ!!住民税が所得税を超えるなんて聞いてね~ぞ!!(# ゚Д゚)
いや~びっくりしました。なんだかイメージの中で所得税は稼いだ分、つまり収入ー経費=所得の額に対しての2割、対して住民税は1割だと認識していたので、てっきり住民税額は所得税額より低いもんだと思っていたのですが、住民税のほうが高いです。マジ勘弁です。農民にとってこの年貢は辛い(笑)。
実はこれ、税金マジックで、税金というものに慣れていない確定申告ビギナーが皆感じるものだそうな。そもそも所得税と住民税は計算方法に違いがあり、各種控除額も違うので差が出てしまうのだとか。
例えば配偶者控除ひとつ取ってみても、所得税は38万円ですが住民税は33万円ですし、税率も所得税は累進課税の5%から40%まで6段階カウントなのに対し住民税は一律10%です。つまり各種控除や経費を引いた課税所得が500万円ぐらいにならないと、一般的に住民税のほうが高くなるというわけです。うっかりしてました。
所得税と住民税を足すとやっぱり副業所得の2割前後になります。税金って容赦ないです。会社経営はもっと大変なんでしょうね。。。極端なことを言えば、100記事書いたとしたらそのうちの20記事分はお国のために書いていることになります(笑)。なんだか少しやる気を無くしますが、自分のやっている事がそれだけインフラ整備とか世の中を回すエネルギーとして役に立っているのだと思えば、もっとやってやろうじゃないかという気にもなります。
はぁ~、がんばろ。
追記
この記事を公開したあと、必死にこのブログの主を探そうとしている人がいるようです。私は自分のサーバー情報などを伏せているので無駄な抵抗だと思いますが、どこかの大企業の副業禁止調査チームでしょうか。逆探知してやろうか。
副業を禁止させたいのならサービス残業などを廃止し、きちんと対価を払って従業員の満足度を上げ、忠誠心が高まるよう努力をすればいいだけです。もちろん素晴らしい企業も多いですし、日本人は賃金以外のやりがいをモチベーションにすることもできる人種です。でも世の中の商売はWINWIN以外成り立たないのですから、経営陣ばかりWINの会社は内部崩壊を起こし、いつか消える運命にあります。ここで私のブログを潰した所で、世の中の殆どの人が思っていることですから意味ないです。犯罪助長ブログなどの反社会的な内容であれば消えても納得ですが。。。
多くの人が富を分かち合うには、多くの会社で行われている恐ろしく生産性の低いサービス残業や無駄な会議などを辞めて、一人ひとりが自立心を持ってサイドビジネスで本業以外のスキルを伸ばし、経済を底から回すことが一番だと思います。非効率な長時間労働の多い日本のサラリーマンの生産効率は先進国中で最低レベルです。
私も、本当は、本業だけで何不自由なく稼げるのであればこんな無理はしていませんし、もともと安定志向の持ち主でビビリ体質です。未だに大手企業の社員は安泰で羨ましいと思ったりもする小心者です。そんな私が過酷にも追いつめられたからこそ、行動することになったわけです。
これからも私は1人でできるだけやっていきますが、ある日突然このブログが消えるかもしれません。その時はそういう力が働いたとでも思って下さい。。。