27 Jun 2017
うそ~ん。僕ちゃんやる気無くしちゃうよぉぉ。
しんです。
このところずっと、商品に特化した成約型アフィリエイトサイトを作っていたのですが、いきなりの広告主撤退!!ギャオス!!まだサイトを全然作り込んでいなかったので被害は最小で済みましたが、今回私が学んだことをまとめておきます。
目次
商品特化型サイトを作ろうと思ったキッカケ
近頃の私は、アドセンスメインの趣味ブログの他に成約型アフィリエイトサイトをいくつか作っていました。ジャンル特化型や商品特化型などあれこれやってみています。
特に力を入れていたのはジャンル特化型ですね。商品特化型と違いジャンル特化型は同じ様な案件を同時に扱うことが出来るので、今まで続けてきた趣味ブログの記事量産型に似ている部分があり取り組みやすかったので。
ただあくまで成約型サイトなので、結果が出るのは半年後。ブロガーからアフィリエイターに変われるよう、ひたすら試行錯誤の日々です。アドセンスメインブログの方は一気に収益が落ちることはありませんが、自分の持っているリソースの大部分を新しいサイト作成に費やしているので、アドセンス収益が微減し続けています。これが精神的に辛い。今は目標達成するために耐える時だと思っています。
そうして着手していたアフィリエイトサイトですが、ある日、ASPから強力なクローズド案件の提案がありました。私の持っているブログの記事がある激戦キーワードで10位以内に入っているとのことで、特別単価付きで紹介してくれました。この案件はASPを探しても見つからない完全クローズド案件な上、自分でも個人的にお金を出してみたいと思っていた商品だったので、かなり有利だと判断しました。
私は楽チン自動化とかより努力派なので当たって砕けろ精神のつもりでやってますが、やっぱりビジネスですから少しでも確率の高いものに力と時間を投入していきたいです。これはみんなそうじゃないでしょうか?自分が取り組める選択肢の中で、確率的に最も有利そうなものから始めていると思います。例えばドロップショッピングよりもアフィリエイトを選ぶとか、登録制のアクセサリー製作よりもウェブライターを選ぶとか。※人によります。
突然の通知
そんな訳で、紹介してもらったその案件に特化した商標ワードサイトを立ち上げました。そしてターゲティングから始まりキーワード発掘、カテゴリー選定などサイトの骨格となるロジックツリーを作り、いよいよ記事をバンバン投下しようと思っていた矢先に、ASPからメールが…。
「準備をして頂いている最中大変申し訳ございません。ご紹介していたプログラムがクライアント様の都合により休止することになりました」
…(^_^;)
…(^_^;)ん?
メールを見て1分程固まったのは言うまでもありません(笑)。
商品特化型サイトアフィリエイトのリスク
このように特定の商品に依存したサイトを作るということは、案件停止のリスクを背負うということになります。そんな当たり前なことアフィリエイトでは日常茶飯事だと分かっているつもりではありましたが、広告主が誰でも知っている上場一流企業だったので、まさか撤退するとは思ってもみませんでした。
ASPの担当者によると、大手企業ほど部署ごとの予算がきちっと決まっているので、その年の広告にかける予算が底をつくとネット広告を止めるのだそうな。これがアフィリエイターという立場の弱さですね。ただここで必要以上にビビることもないと思います。もともとアフィリエイター側は企業のように商品企画から製造といったプロセスも無いですし、商品在庫を抱えたりといったリスクもなく気楽ですからね。
その分ビジネスとして起こりうる事は事前にちゃんと考えておけってことですね。サイトを特定の商品に依存させるのはリスクが高いですが、成約できる確率も上がるので簡単にあきらめてはいけないと思います。
自分はどこのリスクを取れるのか?
商品特化型サイトは広告主が撤退したらゴミ同然です。記事内容も商品に特化しているので、他の商品に変えようが無いからです。だから悩み系記事を集めたジャンル特化型をメインに攻めています。でもこのジャンル特化型サイトが日の目を見る保証などどこにもありません。だから色々やってみます。商品特化型は案件によっては商標ワードでリスティング可能なものもあるので、テスト的に取り組んでいきます。※成約型アフィリエイトの話です。
ジャンル特化型の順位が上がらないのもリスク。商品特化型の広告主が撤退するのもリスク。ビジネスは自分がどこのリスクを取れるか?の選択の上に成り立つと思います。とはいえアフィリエイターが取るリスクなんて時間ぐらいですよね。何百万円もの開店資金を用意したりすることを考えたら、小さなリスクです。後は確率の話になっていきます。
想定している収益がおこずかいレベルだったら良いのですが、より上のレベルを目指していくのなら、一つのサイトだけに重荷を背負わせっぱなしというわけにはいきません。
まとめ
なぜネットでお金が稼げるのか?どこからお金がやってくるのか?
今回のことは、こんなシンプルなことを改めて考えてみる良い機会だと思いました。ユーザーと広告主とASPとアフィリエイターがそれぞれ利益を得るための仕組み。4方良しの状態をどうやって作り出すのか。
そうしたら広告主側の力関係や、予算の都合で撤退せざるをえない事情も分かるし、不確定な話を持ってくるASPの立場も分かるし、ユーザーというかそのジャンルのマーケット動向もなんとなく予想できて、アフィリエイターとして、そしてWEBマーケッターとして今後それらにどう対応していくべきなのか?脳みその筋トレになります(笑)。
人によっては広告主撤退を気にせず、バンバンペラページ量産戦略で攻めるというのもありますが、私には向いていません。どちらかというとサイトをじっくり作り込みたくなる性格なので。まぁ私の場合、商品特化型サイトにはあまり入れ込みすぎないようにするべきだということを学びました。