9 May 2017
絞るの難しいニャ~ン。
しんです。
相変わらず成約型アフィリエイトのための特化型サイトを作っています。そこで頭を悩ますのがターゲットの絞り方です。うーんと全身で考えてしまいます。
これは主にサイトの軸となるキーワード戦略になるのですが、非常に難しくて奥深く、頭を整理する意味で記事書きます。
成約に遠い人を集めても意味ない理由。
成約型アフィリエイトはアドセンスと違い、成約しないとお金が入ってきません。それではやる意味がありませんから、狙いを定めます。何の狙いかっていうと、ターゲットです。正確にはターゲットの使う言葉や感情をよく理解するという感じです。
例として、転職サイトの案件をサイトで狙っていくとします。ここで集めたい人たちはズバリ「転職したい人」です。当たり前のことですが、このターゲット選定がズレると選ぶキーワードもズレて成約から遠くなっていきます。
転職に関する悩みなどをネット検索すると、
- マッチする転職先がない
- 仕事スキルに自信がない
- 今の給料に不満がある
- 上司を殺○たい
- どこへ転職すればよいのか分からない
このような悩みがあります。このうち最も成約に近いターゲットは①の人たちです。この人達に転職サイトを紹介すればとても親切で喜ばれますよね。しかしその他の悩みはどうでしょうか。まとめて見てみましょう。
- マッチする転職先がない→転職サイトへどうぞ→ありがとう!
- 仕事スキルに自信がない→転職サイトへどうぞ→やっぱり自信ない…
- 今の給料に不満がある→転職サイトへどうぞ→仕事術や自営業にも興味あるし…
- 上司を殺○たい→転職サイトへどうぞ→うーん、まぁいいか…
- どこへ転職すればよいのか分からない→転職サイトへどうぞ→やっぱりどこへ転職すればよいのか分からない…以下エンドレス…
このようになります。④は過激な悩みですが、一応訴求する価値はあります。②や③、そして⑤などの人に転職サイトを勧めても成約までは距離がありますし、それらの悩み解決のコンテンツまで用意するとサイトの軸がブレてふやけてしまいます。たからターゲットは絞っていきます。サイトのコンセプトを明確にしていきます。
あとはターゲットの悩み解決のためのキーワード選び、記事書きを繰り返し、自分が狙う案件の強みをアピールして他と差別化などを図っていきます。とにかく人を集めれば良いというアドセンスサイト戦略とは真逆の進め方です。
ターゲットまでの距離を強く感じるようになったのはアドセンスのおかげ
私はずっとアドセンスのビックキーワード狙い、アクセス至上主義でしたから、ついつい沢山の人に見てもらおうとコンテンツを用意しがちです。だからこそ成約型サイトとの違いが明確に分かります。今までの経験を活かしつつ、新しい視点のサイトを作り、もう一歩先のビジネスを進めていきます。
ただ単に丁寧に記事を書くことは得意です。でもキーワード選びは、やってもやっても奥が深い。やっと見つけた深い悩みを抱える人に対して返す文章も奥が深い。成約型アフィリエイトは本当にやりごたえがあり難しいです。そりゃアフィリエイトを止めてしまう人が多いのも納得です。粘り強さがないとまぁこんなことやってられません。でもそのおかげで勝手にライバルが減っていくし、なによりその先に望む未来があります。
相手の話をよく聞くことができる人は相手の気持ちをよく考えることができる人なんで、キーワード選びがとても上手なんじゃないかなと思う今日このごろです。羨ましいです。
地道にやっていきます。