5 Nov 2015
これからどんな分野であれ、9割のサラリーマン思考から抜け出し、成功するかしないか、夢を実現できるかどうかの心構え(マインドセット)をあなたに伝えます。
「人のせいにしない」
以前、後輩が事故を起こしました。
ここでの後輩とのやりとりから思うことがあったので綴っておきたいと思います。
どんな状況も乗り越え、失敗を恐れず夢を叶える人の考え方
事故の件ですが、あなた自身が事故を起こしたものだとして聞いてみて下さい。
事故の過失は突然飛び出してきた相手が悪くて10:0。でもそれで「相手が悪かった」の一言で終わると、あなたは世の中の9割の人間と同じです。
大切なのは、事故が起きた原因の追求と、次に備えて学ぶこと。
そう。
なぜ、その事故は起きたのか?
なんとかその事故を未然に防ぐことはできなかったのか?
という視点です。
「あいつが悪い」確かにその通り。でも100%人のせいにしてばかりだと人間どうなるか?
それはあなたが何も考えなくなってしまうという習慣が付くことになります。これはビジネスでも恋愛でも全てにおいて致命的です。
私はその後輩に「まずは命があって何より。でも、過失的に全部向こうが悪くても、なにか事故を防ぐ手立てはなかったのかな?」と言いました。
すると彼は「何言ってんすかしんさん、悪いのは全部向こうですよ!俺に落ち度は無いし、だいたいそんなこと今俺に言うなんて筋違いですよ!!」
…確かに事故を起こして傷心の彼に言うことじゃなかったかもしれません。ここは私も反省しました。
ただ、私は普段から愚痴らず仕事をコツコツ頑張る彼が大好きです。
だから、私が腹割って話せる大好きな後輩が、いつも語っていた夢叶えること無く少しの気の緩みで虚しく死んでしまっては困るということを伝えたかった。
もし、その理不尽な事故であなたが死んでしまったら?
あなたを愛する残された家族の思いは?
あなたの叶えたかった夢は?
全部相手のちょっとした間違いによって一気に崩壊してしまいます。人間の社会はお互いの行動が複雑に絡み合い、毎日形を変え成り立っています。
「詐欺にあって騙された」
「彼に突然振られた」
「会社にこき使われた」
確かにあなたは悲しい被害者です。でも、そこから何かを学ぶ姿勢がないと、また同じ被害を繰り返すだけです。
偶然の事故ならまだしも、事件の加害者はいつの時代もしっかり相手を選びます。これらは全て、外部の要因とあなた自身が混ざって化学反応を起こした結果でしかないのです。
「どうして詐欺にあったのか?」
「なぜ振られてしまったのか?」
「なぜこき使われないといけなかったのか?」
…そして、
「なぜ自分が死ぬかもしれない目に遭ってしまったのか?」
あなたの頭脳はボンクラなんかじゃないんです。目を見開いて下さい。
全ての結果から学んで下さい。
そうした習慣、心構えが、あなたとあなたの夢を互いに引き寄せ合う大きな力となるのではないでしょうか。