2 May 2015
しんです。
「サラリーマンは時間が無い!!」このありきたりな言葉についてすこし調査してみました。
目次
サラリーマンの時間の使い方は?
本来サラリーマンやOLは労働基準法で一日実働8時間までと決められています。残業が全く無い会社も一定数ありますが、ほとんどがこの8時間を超える労働を行っているでしょう。大手メーカー各社も、社員を帰らせるために「ノー残業デー」というものを採用中です。
このように会社に拘束される時間はどうしようもありませんが、自宅での自由時間を除いて、会社に関係する個人の管理に任される時間があります。
「通勤時間」と「昼休み」です。
サラリーマンの通勤時間の平均は?
アットホームのアンケートによると、平均で1時間ということです。持ち家派も賃貸派もあまり変わらないのが不思議です。通常は賃貸派の方が短くなるものだと思っていましたが・・・。
持ち家派では比較的年齢が高いサラリーマンが長くなる傾向があるようですが、これは物件購入当時の地価が今よりも高く、都心から離れた郊外に家を建てることが常識だったからだと思います。
さて、この1時間という長さをあなたはどう思いますか?長い?短い?私はものすごく長いと思います。もっとも、社宅などに強制的に入れられる場合などはしかたないですね。
長い通勤時間の人たちの中では、「オンとオフを切り替えたい、会社と距離を置きたい」という意見が圧倒的大多数です。みなさん、本当に会社がお嫌いなんですね。わかります。私もそうです。笑
サラリーマンの昼休みの平均的な時間の使い方は?
今度は昼休みです。平均的なサラリーマンやOLの昼休み時間は1時間です。途中小休憩があったり、昼休みが90分だったりとまちまちですが、一番長い休憩時間である昼休みは大体1時間前後が多いようですね。
ランチに掛ける時間は男性平均で20分前後、女性で30分前後ですが、余った時間を何に使っているかというと、男性女性共通して「ネットサーフィン」が一位です。
二位以降は男性は「昼寝」「仕事」など主に一人で過ごすことが多いのに対して、女性は「おしゃべり」「メール」など相手と過ごすことが多いようです。
みなさん、ネットサーフィンがお好きですね。私も大好きです。さてこの結果をどう捉えたら良いのでしょうか?
サラリーマンは自分の時間を売っている!
果たして、こういった意識を持つサラリーマン、OLはどの程度いるのでしょうか。今この瞬間、自分の時間を売り物にして一ヶ月分まとめて会社に捧げているからこそ、お金がもらえているという考えになれば、通勤時間や昼休みのネットサーフィンはとても残念な時間の使い方と言わざるをえません。
「俺は自分の時間を切り売りしているなんて思ったことはない。精一杯会社の為に尽くすことを考えるだけだ」部署の上司はかつて私にこう言いました。彼は今後も”生き生き”と会社に貢献して、長時間残業して家族からは引き続き虐げられ、とても幸せにサラリーマン人生を歩むことでしょう。
私にはできませんよ・・・。
以前、「再生産コスト」のお話をしましたが、私達は自分の命を削ってお給料を頂いていることを意識したほうが良いです。早く帰ろうとしても仕事があればやるしかないです。だったら人よりも働いて、堂々と早く帰って自分のための時間を多く生み出しましょう。
「普段から仕事をちゃんとしているのに、これ以上は無理だ!」そんなあなたの声が聞こえてきます。それでも良いです。あまり頑張ると毒で、いつか私のように体を壊すことになりますから。
時間を生み出すべく、工夫しましょう!
あなたの通勤時間は何分ですか?そこを短くすることは可能でしょうか?昼休みを今以上に自己投資に使うというのはどうでしょうか?「通勤時間に本を読んでるよ!」といった声が聞こえて来ますが、満員電車で揺られながら本を読むより、自宅の机で腰を落ち着けてその本を読みながらノートにまとめたり、ブログ記事でアウトプットしたほうがよっぽど頭に入りますよ。
私は流し見で読んだ本の内容はすぐに忘れてしまいます。ですから、しっかりと自分のビジネスをするためにやるべきことは沢山あると思います。個人のサラリーマンやOLでも、工夫次第で将来への時間を作ることができるんですよ。不器用で視野が狭い私のような人間でも工夫できましたから。
休みの日はみんな休みですから、自由時間は同じです。ですから平日の時間の使い方が鍵となります。あなたが今日、平日一日で学んだことがそのまま365日続くと思ってください。もしあなたの今日の活動が将来の夢や希望に続くものでなければ、1年たっても何も変わらず「あー、今年もあっという間だったなー」なんて忘年会でぼやくことになるのです。私もそうでした。
周りの意見は無視してください。飼い慣らされないでください。
あなたはきっと気付くはずです。