しんです。
昨日の記事で、最近購入した私のサイドビジネスおすすめパソコン、及び周辺機器等をざっと紹介しました。X205TAを買うまでに色々と悩みましたので、それらの製品を比較検討している人の何かのお役に立てればと思い、より詳しくレビューを書きたいと思います。

「ASUSのEeeBook X205TA」を個人的に詳しく解説します。

この製品はモバイル用途を前提としたパッケージ商品です。最近のトレンドとして、パソコンの記憶媒体をHDDからSSDへ換装して大幅な読み書き、起動終了のレスポンス高速化の流れがありました。ノートも例に漏れず、またSSD自体の価格も数年前よりだいぶこなれてきたということもあり、換装前提でパソコンを購入する人が増えたと思います。

SSDはノートパソコンにこそ真価を発揮するもので、高速化に加えて耐衝撃性や省電力などの特徴があります。一度SSDの使用感を体験すると、二度とハードディスクには戻れないでしょう。私も自宅のノートパソコンの換装後はエクスペリエンス・インデックスが3.9→4.2に上昇し、起動終了、再起動、読み書き、ブラウザの立ち上がりが、2倍から5倍にアップしてとても使いやすくなりました。

パソコンの電源を予めONにしておいてから・・・なんてことはもうしなくて済んでます。しかし、いくら安くなったとはいえ最初からSSDが実装されているモバイルノートパソコンはとても高価で10万以上します。

そうした中登場したのが「ASUSのEeeBook X205TA」です。

サイズも用途も似通っているアップルの大人気モデル、マックブックエアー11インチモデルと比較していきましょう。

X205TAはSSDほど高価ではないeMMCという記憶装置を採用しています。eMMCとは、SSDほどの高速転送速度ではないが、消費電力が低いのでバッテリー性能に貢献しています。

また、とても小さいため本体のスリム化に繋がってます。使用した感じは、確かにSSDほどではないが、HDDと比べると圧倒的に早いです。特に電源オンからウィンドウズ立ち上がりまで15秒ほどで、使っていてとても助かる部分です。

ただし、eMMCはオンボード式なので交換ができないことはデメリットでしょう。その上、記憶容量が64GBなのでSDカードやUSBメモリー等の追加記憶媒体、クラウドを上手に使う等工夫が必要です。そうすれば良さが光るモデルです。

購入と同時にASUSのクラウド500GB2年間無料使用券とOneDriveの100GB2年間無料使用券が付いてきます。二つ合わせれば600GBとなり、まず困ることはないと思います。もうこれからの世の中がデータ保存はクラウド管理が基本となってくるので、パソコン本体自体にデータは残さないという考えなんでしょう。

 ちなみにX205TAはタッチパネルではありません。

この価格帯ではタッチパネル採用は難しかったのではないでしょうか。しかし、エクセルシート等を扱う時タッチパネルはとても使う気にはなれないので、結局マウスは必要になるので問題無いです。

タッチパッドはマックブックエアー風の複数の指によるジェスチャーが可能ですが、本家の操作感には遠く及ばないです。マウスを使って下さい。そうすると、タイル表示のWindows8.1はまったく存在意義がなくなってしまいます（笑）。

Windows8.1の最大の弱点であるスタートボタン退化を補うフリーソフトを前回記事で紹介しました。しかし、今後マイクロソフトが今までにない新しい流れをOSに組み込んでくる可能性は十分考えられるので、少しずつWindows8.1に慣れていったほうがスムーズにWindows10に移行できると思います。

11.6 インチ液晶はネットビジネスの記事書きをするには十分な大きさで、解像度も1366×768ドットとWXGAサイズなので不満はありません。

性能はウィンドウズタブレット並です。

ただし、決して高性能パソコンでは無いことを意識したほうが良いです。CPUはAtom Z3735Fで、メモリーは2GB。そんなに頭よくありません。ほとんどタブレットです。そのおかげでこの長時間駆動が実現できているのでしょう。

しかし高性能ではないとは言え、eMMCや4コア仕様のおかげでワード・エクセルやネットサーフィンレベルでもたつきを感じることはありませんよ。大抵の動画もカクつくことなく視聴可能です。

USB端子2基、Webカメラ、microHDMI端子、Bluetooth等一通りの拡張性は持ってます。Bluetoothのお陰で省エネ通信が可能です。モバイル機としてありがたいです。

 EeeBook X205TAのサイズと重量は？

X205TAのサイズは286×17.5×193.3 mm。マックブックエアー11インチモデルが300x17x192 mmなので、非常に近いサイズです。そのため、数多くのマックブックエアー用のポーチを使用することができます。

薄く、小さいのでカバンからさっと出してすぐ使え、バッテリーも10時間近くもつのでACアダプターを持ち歩く必要がありません。もっともACアダプター自体もコンパクトなので、仮に持ち歩いたとしても邪魔にはなりません。データ通信もスマホのテザリングを使用すれば、荷物が減りますね。

また、X205TA最大の売りである0.98 kgという重量。これはマックブックエアーの1.08 kgより軽いです。持ち運びで肩が凝ることから開放されます。

そしてカタログ値最高レベルの11.3 時間という長時間駆動。持ち歩くという1点に拘れば、もうこのパソコン以外の選択肢が無いです。なんせ3万円前半で買えてしまうので。マックブックエアーは円高の影響で3万近く値上げしてしまいましたのでより助かりますね。X205TAは安すぎてMacの値上げ分で買えてしまいます。笑

キータッチは軽いです。

人によっては軽すぎるという方もいるかもしれません。私は気持ちよく叩けました。一昔前のネットブックとは大違いです。

 

3万円が底値ラインのようです。

前モデルに当たるX205TA-32Gモデルも、一度3万付近まで下がってからその後は値上がりしていって、在庫切れとなりました。しかしそれはモデルチェンジを睨んでの価格推移だったと思いますので、64Gモデルはまだ豊富に在庫あるようですので安心です。

ここでは紹介していませんが、価格コムでもたまにAmazonが最安値になることがあるのでチェックしてみてください。

 EeeBookX205TA、私は買って正解でした。

作業がはかどるし、マック買おうと思ってたので、浮いたお金を自己投資に回せます。深いブルーもしっとりとした触った質感もとても気に入ってます。ASUSさん、ありがとうございます。

多少指紋が付きやすいという意見もありますが、よくある光沢のピアノブラック天板などのノートパソコンと比較すると、私は全く気になりません。こういった製品が、もっと登場してくれたら良いですね。

 

それではまた(^o^)／

 

追記1

後日、コンサルでX205TAモバイルノートを使いましたが、なんと１２時間に渡る長時間駆動も耐えてくれました！！５分操作しないと画面がOFFになる設定にはしていましたが、途中X205TAからiPhone５sへ０%からの100%フル充電もしたのにもかかわらずバッテリー残量が10%ほど残っていました。

とんでもないスタミナです！！

テザリングによるネット接続に加えて文章入力、iPhoneフル充電、Bluetoothマウス接続という状態でしたから、いかに凄いかが伝わるのではないでしょうか。モバイル用のパソコンとしてますますオススメです！

追記2

専用ケースでELECOM ガジェットポーチレビュー記事UPしました。

ご参考までに。

追記3

専用ケースSMART FITキャリングポーチレビュー記事UPしました。

オススメです！

ご参考までに。

追記4

X205TAにぴったりなモバイルマウスのレビュー記事UPしました。

オススメです！

ご参考までに。

追記５

X205TAのiphoneによるテザリング方法をまとめました。

eeebook x205taのiPhoneテザリング設定・WiFiもBluetoothもUSBもOK！