21 Apr 2018
しんです。
来る2018年5月25日、Google Analyticsの仕様が変更となり、一言で言うと Analyticsデータが全部消えてしまう仕様に改悪となります。
なぜ、いきなり強制的にこのような仕様になったのかは不明ですが、今まで集めてきたデータが消えてしまったら困るので、設定を変えてデータを守りましょう。
Google Analyticsデータの保持設定方法
Googleによると、
Google アナリティクスのデータ保持コントロールを使用すると、保存されたユーザー単位やイベント単位のデータがアナリティクスのサーバーから自動的に削除されるまでの期間を設定できます。
とのことです。デフォルト設定では26ヶ月に設定されているので、これはつまり、26ヶ月経つとデータが消えてしまうということになります。そこで Analyticsの設定を変えてやる必要があります。設定はとても簡単です。
- Google アナリティクスにログイン
- [管理] をクリックして、編集するプロパティに移動
- [プロパティ] 列で、[トラッキング情報] > [データ保持] をクリック
- ユーザーデータの保持: 希望の保持期間を「自動的に期限切れにならない」にする
- 新しいアクティビティをリセットという項目のスイッチをオフにする
以上です。
この設定はプロパティごとに行う必要があるので、複数のプロパティを管理している場合は全てのプロパティの設定を変えておきましょう。
一言
それにしても、どうしてGoogleがサーバーのデータを削除する方向性に舵を取ったのか謎ですね。もし単なるサーバー容量の問題だとしたら、近い将来、今は無料無制限で利用できているグーグルフォトなんかも、いきなり利用制限が掛かるかもしれません。
無料で使えるものは必ず何かしらのリスクがあるものですね。サイト運営側としては、何か一つに依存しすぎてリスクを抱え込まないよう、常にツールや環境をアップデートしていくつもりで続けていく必要がありそうです。