29 Jul 2015
しんです。
今日はビジネスだけにとどまらず、自分の夢や人生の目的に向かって行くための大切な教えを紹介したいと思います。あえてジャンルで言うと「人間学」です。
あなたが永遠の人間学、「7つの習慣」に学ぶこと
著者、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」という書籍があります。いわゆる自己啓発書と思われがちですが、様々な哲学などが複合的に取り入れられており、永遠の人間学の集大成とも言える書籍です。近頃は漫画などにもなって再販され人気を帯びています。
この7つの習慣ですが、
- 第一の習慣・主体性を発揮する
- 第二の習慣・終わりを思い描くことから始める
- 第三の習慣・最優先事項を優先する
- 第四の習慣・Win-Winを考える
- 第五の習慣・まず理解に徹し、そして理解される
- 第六の習慣・シナジーを創り出す
- 第七の習慣・刃を研ぐ
の7つです。
もちろん洋書なので日本人としてこのまま直訳を取り入れるわけにはいきませんが、1人で進めるブログ作り、ビジネスにおいても取り入れるべきところの多い本です。
たとえば第一の習慣は、ただガンガン売り込むのではなく、あなたにとって1番やるべきことをやり、お客さんの幸せを願い、主体的に動くという習慣です。ビジネスは誰のため?→お客さんのためです。
第二の習慣は、あなたのビジネスのそもそもの目的と何か?です。これがあってはじめて目標が定まります。なぜ、ビジネスをするのか。以前もお伝えした、WHY?です。
第三の習慣も超重要です。今あなたの目の前の仕事は緊急仕事ですか?それとも重要仕事ですか?あなたが将来の夢・目的を叶えたいのならば、優先してやるべきは重要な仕事の方です。キチンと分けましょう。緊急だからと言っても、それがあなたのビジネスの目的に向かっているとは限らないのです。突然来る宅急便や、スマホ着信、メール等など。それら全てです。ここも外圧に左右されるのではなく、主体的に動きましょう。
第四の習慣、WINWINですが、このままではまるで戦のようです。お互いが戦の勝利をもぎ取るための強引なアメリカ式解釈なので、日本流にアレンジすれば、笑顔笑顔、SMILESMILEです。
日本では昔から「負けるが勝ち」という価値観がありました。戦後の教育によって消えてしまいましたが、これは肉を切らせて骨を断つ、もしくは試合に負けて勝負に勝つと言った意味合いも若干含みますが、本当は相手の幸せを第一にする太古の昔からの日本人のDNAに刻まれた国民性、つまりLOSEWINといっても過言ではない精神論です。
第五の習慣は、相手を敬い、理解することに努めましょうということを説いています。誠実な心です。自分が自分が!ではサラリーマンマインドですよ。
第六の習慣、シナジーを創り出すとは、お互い相乗効果を生み出しましょうということですね。人は1人ではビジネスを大きく進めることはできません。必ずそういう段階が訪れます。そうなったとき、想像を超える世界へと突入するのです。
第七の習慣ですが、刃を研ぐと言っても何かを攻撃するための行為ではなく、お客さんを幸せにするための鍛錬のことです。つまりハート・トゥ・ハートの繰り返しです。
そして一番大事なことが第八番目の、「自分の内なる心に従う」です。自分が正しいと思った道を選び、自分の中での正義を貫き、そして常に修正できる精神的余裕を持ちましょう。目の前の困っている人を何も思わないで見捨てることができる人はそのまま何処かへ行って下さい。そこでなにかが引っかかる。心が動けと騒いでるという人は、その声に従って行動して下さい。この心の声にしっかり耳を傾けて、それから第一の習慣へと進むのが本来の姿です。
毎日鍛錬していきましょう。といいますか、あなたが一番大好きなことや人生の目的をもっと強くイメージしましょう。