2 Jun 2015
しんです。
私たちが普段何気なく過ごしている世の中って「見えている人」と「見えてない人」に分かれると思います。自分の人生の行く先を見据えて腹くくっているかどうかの差ですね。
目次
腹をくくるということ
この言葉からはなんだか鬼気迫るものを感じますが、ビジネス、はたまた人として生きるということにおいてやはり真実です。私は若いころ色々とお世話になった会社の先輩がいます。彼は父親が経営者であったということもありサラリーマンというよりも起業家体質のタイプでした。
私とも話の合う部分が多くて数年前までよく2人で飲みに行ったりしてましたが、最近の彼は毎日会社に対する愚痴と直属の上司に対する不満爆発で、もはやだだのイヤイヤをしている子供のようです。
先輩曰く「会社で新しい発案やアイデアを出したら横取りされるしやる意味も無い。いつまでもこんなとこでくすぶっていたくないが、上司は俺のことを全く理解してないのが腹立つ。上司は人間的に終わってる。独立したいがこの業界の将来が不安だから今は様子をうかがっている」のだそうです。
先輩はこの先何年後に自分の居場所を掴むことができるのでしょうか?昔は先輩に飲み代を出してもらったりして可愛がってもらった恩があるので、先輩についつい言ってしまったことがあります。
「先輩、この先自分がサラリーマンで生きていくのか起業家として生きていくのか腹くくって決めてください」と言いました。「そうしてどんなに小さなことでもいいから今からできることを考えてプチ行動を起こしましょうよ(^^)」と言いました。先輩は「しんは良い事言うな~」なんて言ってましたが、私は彼が心配でした。
どっちつかずでフワフワして、結局何もやらずに毎日同じ日を繰り返している先輩、早く気付いて下さい!という気持ちでした。
人は「行動」せずして「経験」することはないです。
人は「経験」なくして「感情」が動くことはないです。
人は「感情」なくして「情熱」は生まれません。
人は「情熱」なくして「継続的に何かを続けるモチベーション」は生まれないのです。
そして「継続的に何かを続けるモチベーション」なくして、難しいことを実現することは難しい・・・。
それらは本当に些細な、ちょっとした行動から始まります。そして行動を決めるのは心構えだと思います。腹くくったかどうかです。
何も経験してなければモチベーションなんて生まれません。とにかく動いて壁にぶつかったら乗り越える手を考えて、毎日それを繰り返してたらそこから情熱が生まれ、やりたいことに繋がるかもしれないのです。
サラリーマンの未来は明るいか?
サラリーマンの未来は明るいかという問いに対して言えることは「あなた次第ですよ」ということになります。
腹くくって自分の力を集中させることができれば、起業家だろうとサラリーマンだろうと、はたまた独立起業を見据えての副業サラリーマンだとしても上手くいくと歴史上の偉人たちは教えてくれています。もちろん主婦の方だって夢を実現することができるでしょう。
自分の努力の方向のベクトルが大筋定まっていれば、多少矢印の向きがズレていてもそれらは良い経験となります。バラバラだとスキルと経験がフヤケてしまうために失敗します。
偉人の名言
一つの夢、目的があり、そこに向かってひたむきに努力している人は大体静かなたたずまいであることが多いです。心のコアに熱い情熱をたぎらせ、ちょっとくらいのざわめきには反応しません。それは常に大きな事を考えているため、小さなことが気にならなくなるからです。日常の残念な事柄も、全ては目標達成するための通過点の1つに感じることが出来ます。
あなたもすぐにそうなることができますよ。
最後に、偉人の名言を1つ。
情熱は川や海に似ている。浅いものはつぶやき、深いものは黙している。(ローリー)