10 May 2015
しんです。
突然ですが、日本は豊かですよね。モノがありふれています。私たちは常にたくさんの選択肢の中から最適なものを選ぶ必要があるので、どうしても迷ってしまい大切な時間を失ってしまいます。一発でその商品の価値が分かれば早く決められると思いませんか?
目次
物の価値の測り方
あなたに何か欲しいものがあって購入を検討となったとき色々と迷う要素があると思いますが、多くの場合一番大きな悩める要素は「値段」ではないでしょうか。例えばどちらを買うか決めかねている服があって、片方は1万円だけどそこそこの満足度、もう片方は3万円だけどデザインが凄く気に入って満点の満足度というような状況ではどうでしょう?
この服に3万も払う価値が果たしてあるのか?と自問自答を繰り返すことになると思います。
「いくらでもいい!俺はこの服が好きなんだ!ボロボロになるまで着る覚悟だ!」という方はそれで結構ですが、やはり生きていれば太って着れなくなってしまったり、デザインに飽きてしまったりして着なくなることも考えられますよね。だからこそ3万も払ってよいのかな?と迷うわけですが、その服の価値をかなり正確に知る方法があります。
価値を知りたい場合の私の方法とは?
いきなり答えです。「ヤフオク」です。その服が出品されていて入札が入っていれば、それがその服の相対的な「価値」となります。私たちはモノを購入するときに「絶対的価値」と「相対的価値」で判断していると私は勝手に考えています。
ここで言う「絶対的価値」とは、自分の視点が中心の絶対的、情緒的、衝動的興味からくるいわゆる「好み」というヤツです。「相対的価値」は簡単にいえば市場からの価値判断、つまり「他人から見た評価」ということですね。もしヤフオクに同じ商品が無くても、そうした思考を繰り返しているうちに同ジャンルであればだいたいの相場観を養うことができます。
「欲しい欲しい!」と冷静さを欠いて3万払う気満々だった服が「ヤフオク」で新品未使用で1000円で売られていた!なんてことは日常茶飯事です。その服の本来の価値はその程度で、それでもお金を払えますか?という価値判断ができれば上手な買物をすることができるようになります。
勢いで買ってしまうと最も悲惨なのが「マイホーム」ですよね。自分が「気に入った」という理由だけで夢の一戸建てを駅から遠く離れた郊外に買ってしまったが最後、転職などの環境の変化があっても売るに売れなくて途方に暮れる・・・そんなことにならないように、事前に物件の相対的な評価を調べ上げますよね?
今のうちに上手な買物を意識していれば、それが自然となっていきます。私も結構勢いでモノを買ってしまう性格だったので、以前どうしても欲しくて買った3万以上するブーツをリサイクルショップで売ったら僅か1800円だったという悲しい記憶があります。笑 また常に「拘りのいいモノ」を求める派でしたので、自分の身の回りには結構お金を使っていました。本当は価値が無いモノに・・・。
それからというもの、私に「これを売ったらいくらか?」というモノを買うときの一つのサシができたということです。どうしても事前に調査できなかったときは、「商品の値段」を「使う予定日数」で割って自分が使う一日あたりのコスト「日割り計算」方式で納得できたら買うことにしています。
ネットビジネスにおいての価値判断は?
この業界の人たちの知識への投資欲は並々ならぬものがあります。かくいう私もその一人ですが、情報商材などは一部の詐欺まがいのものは論外としても、長く販売され続けているものなどは市場からの「相対的価値」判断によって適正に補正された結果でしょうから、実体を持たないデジタルコンテンツであることを考えると本当に凄いビジネスモデルだなと思います。
やはり「お金を稼いで幸せになりたい」という人としての基本的な欲求の力は強大です。その強大な欲を受け止めるだけのアンテナが必要で、何か商品を販売するときの値段設定なども「相対的価値観」から判断すると思います。
お客さんの立場になって物事を考えないと結果を出せないのがビジネスだと思うので、毎日のちょっとした買物でも思考トレーニング中です。