22 Oct 2015
しんです。
先日お話したコンサル生がテレビに出ることになりました。
先日のお話はコチラ
↓
インターネットビジネスの方向性と将来像、コンサル生との打ち合わせで感じたこと
彼女がテレビに出ることになった経緯と、今後のインターネット事情、そしてブログを中心とした戦略についての考察のマーケティング視点から述べていきたいと思います。
目次
ネットビジネスは今後もやはりブログが主流、テキストは消えない。
まず、コンサル生にテレビ局からオファーが来たキッカケは、彼女がコツコツ続けてきたブログの記事でした。ブログにずっと大好きな料理やカフェなどの体験記事をアップしていたので、その記事を見つけたある看板番組のディレクターからその道の博識ぶりをテレビで披露していただきたいとのことでした。
本人もいきなりのマンモスメディアであるテレビに出演し、そうそうたる有名芸能人達と共演とあって大変緊張していましたが、あれこれと沢山の課題や打ち合わせに取り組み、とても楽しそうでした。
ここで大切な視点があります。それはテレビというものとブログというものの役割です。
テレビは動く、ブログは両方
まずテレビは完全な動画ですよね。映像と音声の集合体です。そして世の中の人々の殆どの関心を常に集め続けます。そしてテレビは視聴率命ですから、番組制作スタッフはお客さんの声、つまりお茶の間の関心を第一に行動します。
なぜならお茶の間=世間一般の声、指示を集めないと広告スポンサーが離れ、商売上がったりです。だから世の中の関心事、トレンドが「B級グルメ」だったら番組制作側はそれに関する面白ネタをリサーチします。
その時に、よりホットでリアルで信憑性があり、マニアックなことまで書かれているメディアがネット上の個人ブログなんです。企業サイトと違い商売っ気が無いので、ブログに書かれていることは本音であることが多いからという理由です。
つまり、本当に価値あるコンテンツ、真の口コミが個人ブログに眠っていると解釈してもいいでしょう。Googleがブログコンテンツを「えこひいき」するのにはちゃんと理由があるんですね。
さらにブログはまだまだテキストが主流です。なぜでしょうか?
これは私の考えですが、求める情報を膨大な範囲から限られた時間で掘り起こすには、映像を追っていくよりも、ガンガンテキストを追っていった方が効率が良いという側面があるからだと感じます。
確かにこれからのインターネットメディアはどんどん動画の比率が上昇するでしょう。しかしそれだけ動画がテキストに比べ圧倒的に情報収集に優れているのならば、本屋の書籍は全て動画コンテンツになっても良いはずです。でも実際はそうなってないですよね。
これは動画インフラが整っていないことや、映像というものは同時に全容を把握することが難しいという性質上の問題もあります。
あなたも朝のNHKニュースなどの動画を見るよりも新聞などのテキストをザッと見たほうが時間軸、スピード面で圧倒的有利だと感じたことがあるはずです。
もちろん動画のほうが1つの情報をじっくりと印象深く相手に伝え、惹きつけることができます。
要は動画もテキストもどっちも残るので、今後個人でオウンドメディア展開していくのなら、できることなら動画、テキスト両方を使えるようになってることが望ましいのです。
個人ブログマーケティングについて
今回はテレビ側からのオファーでしたが、あちらさんがコンサル生の動画を見たのかテキストを見たのかは分かりません。
しかし一つだけ言えることがあります。
それは、あなたも同じように好きなことをテーマにコツコツブログの記事を書き、コンテンツ発信していれば、それがあなただけのオウンドメディアとなり価値が生まれ、いつしかあなたの価値に気付いた人が向こうから訪ねてくるという素晴らしい出来事が起こるのです。
今まではテレビによる一方的な配信という形がメディアの基本でした。でもこれからは個人による自由なやり取り、一方的でない交流が本格化します。そして交流は信頼を生み、どんどん個人間でビジネスのやり取りが活性化していくのです。
その時はすぐそこまで迫っています。
私たちは、これからも引き続き自分の中にあるダイヤの原石を大切に磨きながら、届けたい大切なお客さんの幸せのために小さな努力を積み重ねていきましょう。
チャンスは突然やって来ます。