15 May 2015
しんです。
突然ですが、あなたがこの先、人間らしく生きていくのに無くなったら困るものって何でしょう。お金?家族?健康な体?人それぞれだと思いますが、今の私の気持ちで考えてみるとこうなりました。ビジネスにおいても非常に大事な部分だと思います。
人間らしさって?
私の場合、「感情」の二文字でした。普段の会社や、世間一般的な常識の中ではなるべく出さないように抑えているものです。どうしてかといいますと、仕事ではポーカーフェイスであるほうが有利なことが多いですし、感情的に話す社員は見ていて気分の良いものではありません。
そこまでいかなくとも、白けた会社という世界ではドライさを保つことが自己防衛の手段の一つであり、感情を出して深入りすると、出世競争や様々な思惑がぶつかり合う職場では、火傷を負う可能性が高いということが考えられるからです。
感情って何でしょうか?私は、一瞬一瞬の正に刹那とでも呼ぶべき電気信号のようなもので、あっという間に過ぎ去ってしまう存在であると思います。過去、現在、未来をつなぐ連続的な時間の流れにおいてのみ生き生きと輝き、ワクワクしたり、悲しんだり、人間らしい感情と呼べるその現象は、生まれたら電光石火のごとく消えていってしまうものです。
儚いものだからこそ・・・
だからこそ私は「感情]を大切にしていきたい。一瞬で消えてしまうからこそ、その都度深く自分の感情を味わい、今を生きていることを実感して感謝の連続線を紡いでいくのです。
ここに人間らしさがあると思います。そうすると会社での私たちの立ち振る舞いは言ってみれば人を殺す行為であって、長く続けるべきものではございません。病気なども大抵ここから来ると思っています。
本来人間は大変感情的な生き物で、男も女も同様であるというのが私の考えです。ただ、一般的サラリーマンである男性のほうが社会に毒されていることが多く、感情を殺しているだけなのだと思います。
感情が豊かであれば愛情も生まれますし、映画を見ても感動することができます。同じ風景であっても見方によって幸福感に雲泥の差が生まれますし、小さく今に感謝しながら、本来の自分と対話を繰り返すことができます。
人間であることに幸せを感じながら、そうした人と人との心の繋がりを大事にしていけるのが、インターネットビジネスの魅力だと私は捉えております。